しょうが栽培日誌<2006年度>

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特 徴 ショウガ科。日照は少なくてよいが高温多湿を好む。低温に弱く15度以下では生育せず10度以下では腐敗する。
ポイント ◇病気防止のため連作を避ける。
◇種しょうがは、60〜100gを目安に小分けし(新芽が2〜3個つくように)新芽を上にして15cm間隔で植えつける。
◇肥料が切り口に触れると腐るので注意する。また、窒素肥料は少な目とする。
◇植付け後、発芽までには1〜2ヶ月と長期間を要する。また、新芽は折れやすいので、触らないように気をつける。
◇発芽までには時間がかかるので畑のスペースを有効利用したいときは、ほかの作物の間作にするとよい。
◇低温、乾燥に弱いので芽が出るまでは敷き藁をするなどして湿気と温度を保つ。梅雨明け前には特に厚めに敷き藁を敷く。特に乾燥した場合には潅水する。
◇土寄せは、塊茎の肥大にあわせて実施する。3〜4pの厚さに3回程度おこなう。また、土寄せのタイミングで追肥をするとよい(目安として6月、7月、8月)。
◇漬物用は8月〜9月の若いうちに収穫する。根しょうがは必要の都度収穫する。霜の降りる前には全部収穫する。種用は土に埋めておく。
種まき 植付け 5月中旬 収穫 10月(7〜8月は葉しょうがで利用)
病気 フハイ病、紋枯れ病 害虫 センチュウ、アワノメイガ    

成長の記録

  • 06年04月15日:今年も昨年と同様、発泡スチロールの箱で生姜の芽出しをしてから、畑に定植することにしました。購入して暖かい部屋で保存していたショウガを取り出して、芽がついているほうを上にして5cm位の条間で種生姜を植え付けました(写真左)。植え付け後は、約2cmぐらいの厚さで土掛けをしました。そして、箱の外を鶏糞の袋を裂いて作ったビニールの覆いで包み保温対策をして、家の庭の日が良く当たる場所に置きました。このまま芽が出るまで放置します。
  • 06年06月04日:植え付け後2ヶ月弱が経過しようやく一部の生姜が発芽しました。もう少ししたら畑に定植します。
  • 06年06月10日:ほとんどの種生姜から芽が出ました。芽が出なかったのは3個ほどです。芽も大きく伸びだしたので、発泡スチロールに植えた生姜をミニショベルで根と芽を痛めないように丁寧に掘り起こして、畑に定植しました。定植後は近所で刈り取ってきたアシを敷き藁代わりに株の周囲に敷きました。
  • 06年06月24日:移植後2週間が経過し、完全に根付いたようです。茎が伸びだすと共に本葉も開きました。
  • 06年07月22日:株が大きくなると共に株別れしてその数も増えました。草丈はゆうに30cmを超えました。
  • 06年08月26日:今年の生姜は一部の葉が病気で茶色く変色しており、例年ほど勢いがありません。そうしたことも影響してか、心なし株分れの数も少なく、株が非常に込み合っているという感じはしません。
  • 06年09月09日:収穫時期になったのでスコップで掘り起こしました。案の定、小さなショウガが多く、今年は余り出来が良くありません。しかし、台所の金網のざるに一杯あり、十分な収穫です(写真右)。

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