インゲン豆栽培日誌<2007年度>

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特 徴 温暖な気候を好み低温で枯死、高温では落花多く着莢しない。病気には強くどこでも作れる。つるありとつるなしがある。
ポイント  ◇連作をさける。
◇播種前に石灰を土に混ぜ、酸性を中和しておく。
◇元肥を十分に施し、風の強い場所は避ける。
◇種まきのとき土壌湿度が高すぎると種が腐りやすいので注意する。
◇3〜4粒の直播でも良いが、移植する場合は種まき後2週間以内に行う(早い方が良い)。直播のときは本葉2〜3枚頃に2本ぐらい残し他は摘み取る。株間は30cmぐらいとし2条植えにする。
◇子葉が出たばかりの頃は鳥に狙われやすいのでカムフラージュするなどの注意が必要。
◇つるありの場合は下から3節までのわき芽を掻きとる。また、本葉5〜6枚で摘心するとわき芽が伸びてたくさん収穫できる。
◇乾燥と泥跳ねによる病気を防止するため敷き藁を敷く。
◇花が付き始めた頃に乾燥すると実のなりが悪くなるので、土壌が乾燥している場合は適度に潅水する。
◇本葉3〜4枚頃より追肥として化成肥料を月に2回ぐらいあたえる。
種まき 4月中旬〜5月中旬 植付け ー  収穫 6月〜7月
病気 炭そ病、さび病 害虫 アブラムシ、ハダニ、カメムシ、ダンゴムシ、フキノメイガ    

成長の記録

  • 07年04月21日:事前に消石灰と鶏糞を施した場所に畝を立ててインゲン豆の種を蒔きました。2条の千鳥植えで、株間30cm、条間20cmぐらいで一箇所に3粒ずつの点蒔きとしました。例年、鳥害に遭うので、ビニールポットにも2粒ずつ一部の種を蒔きました。ビニールポットに蒔いた分は、芽が出てからはナメクジが柔らかい芽を食べに寄ってくるので、夜間にナメクジ退治が必要になります。
  • 07年05月02日:畑に種まき後10日ほどが経過し、順調に発芽しました。心配した鳥の被害は今のところありません。
  • 07年05月19日:本葉がたくさん付いて株が大きくなって込み合ってきました。そこで1箇所に2株以上あるものについては、2株だけ残して残りは丁寧にミニショベルで掘り起こし、別の場所に移植しました。
  • 07年05月26日:順調に株が大きくなって、本葉が込み合ってきました。また、花芽の付き(写真中央)を確認しました。もうじき花が咲くと予想されます。
  • 07年06月09日:あちこちの株でいっせいに白い花が開花しました。あと1週間ほどで収穫が出来そうです。
  • 07年06月17日:インゲン豆がなり始めました。多少小さめですが初収穫をしました。
  • 07年07月07日:写真は種を採るために一度も収穫せずに放置してある2株のうちの1株の様子です。莢がふっくらと膨らんで大分莢自体も固くなってきました。完熟するまでこのまま放置します。
  • 07年07月16日:インゲン豆が完熟したので種として収穫しました。莢付きのまま日陰でよく乾燥させ多後、中の種を取り出して冷暗所で来春まで保存します。

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