ピーマン栽培日誌<2008年度>

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特 徴 ナス科。高温多照を好み水分肥料も多めに与える。病気には比較的強い。
ポイント ◇ナス科の植物で連作を嫌うので同じ場所に植えるときは数年の間を置く。
◇種を蒔くときは事前に潅水し土を湿らせておき、土かけを薄めにする。種まき後の潅水はしない。
◇定植は5月上中旬に一番花が咲いたごろに行う。深植えせず、株元が盛り上がるように植え付ける。
◇定植後は支柱を立てて苗が倒れないように紐で結わえる(紐をいったん交差させ八の字にして結わえる)。
◇植付け後は高温を保つために周囲に棒を立て肥料袋などで囲いを作る(6月初中旬頃まで)。
◇一番花の下から出る2本の側枝を伸ばし、それより下のわき芽はかきとる(3本仕立)。
◇一番最初になった実は早めに収穫すると2番目からの実のつきがよくなる。
◇乾燥すると落花するので水を十分に与える。特に夏の暑いときには、土を乾燥させないように梅雨入り前に敷きワラをすることも有効。
◇高温乾燥や肥料切れは辛みの原因となる。
◇追肥は定植後2〜3週間おきに定期的に行う。
◇枝が混み合うと落果の原因となるので混み合った内枝を適当に間引きする。
種まき 4〜5月 植付け 5月上旬〜6月上旬 収穫 7月上旬〜10月下旬
病気 ウィルス病、エキ病、リンモン病 害虫 アブラムシ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ、アザミウマ    

成長の記録

  • 08年04月26日:事前に消石灰と鶏糞を施した場所に畝を立てて購入したピーマン苗を定植しました。ミニショベルで穴を掘りそこに定植し、しっかりと土を押さえつけました。定植後は如雨露で十分に潅水しました。また、保温と防風のために行灯式の覆いを株の周囲に施しました。普通のピーマン10株と赤カラーピーマン2株、黄カラーピーマン2株を植えつけました。
  • 08年05月17日:苗がしっかりと根付いて大きくなってきました。芯葉に近いところに一番花の小さな蕾がつきました。
  • 08年06月01日:あちこちの株で白い花が数個ずつ付きました。成長の悪いものがあったので調べてみると、モグラが株の周囲に穴を掘っていたので、全ての株をチェックして穴の開いているところは丁寧に埋め戻しました。
  • 08年06月07日:またしてもモグラが一部の株の下に穴を掘っていたので丁寧に埋め戻しました。写真で分かるように一番なりの実が付き始めました。
    08日の日には株の周囲に鶏糞を追肥すると共に、株元に土寄せしました。その後枯れ草のマルチを施しました。
  • 08年06月21日:ピーマンの実がたくさんついて大きくなってきました。まさに鈴なりとはこのことです。まだ、多少小さいのですが、株に負担をかけないように一番なりの大きくなったものは早めに収穫(3個)しました。
  • 08年06月28日:突然1つの株が写真のように萎れていました。モグラに株の直下に穴を掘られたのかと思い確かめましたがそうではないようです。きっと青枯れ病と思われます。抜いて処分しました。
  • 08年07月26日:収穫のピークに入ってきました。まさに鈴なり状態です(写真左)。ここ10日ぐらいの間に100個あまりの収穫がありました。一つ一つの実も例年より大きくて肉厚で立派です。
    また、黄色ピーマンもひとつだけですが黄色く色づきました。そこで黄色ピーマンの初収穫(1個)をしました。
  • 08年08月24日:暑い夏の間にはたくさんの収穫があったピーマンですが、実の付きはひと段落のようです。完熟した結果、赤い色のピーマンも増えてきました。株に一時期ほどの勢いは無いもののまだまだ、これからも少しずつ11月まで収穫が出来そうです。
  • 08年09月27日:実の多少小ぶりなものが増えたものの未だ未だたくさんの収穫があります。今日も46個を収穫しました。
  • 08年10月25日:だんだん気温も下がってピーマンの収穫の終わりの時期に近づきましたが、まだまだたくさんの収穫があります。今日は45個の収穫をしました。

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